#author("2022-03-30T11:46:12+09:00;2022-03-22T07:53:49+09:00","default:sigos-ipsj","sigos-ipsj") #author("2022-04-16T09:11:50+09:00;2022-03-22T07:53:49+09:00","default:sigos-ipsj","sigos-ipsj") * 2022年3月研究会(第154回 システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会) |CENTER:|>|c |日時|2022年3月14日(月) - 3月15日(火) | |場所|オンライン| |主催|情報処理学会 システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS)研究会| |テーマ| システムソフトウェア一般| |一般発表申込締切|2022年2月14日(月) 23:59締切| |一般発表原稿締切|2022年2月21日(月) 23:59締切| |ブース発表申込締切|2022年3月11日(金) 23:59締切| |照会先|松原 克弥 (はこだて未来大)| |~|Email: matsu あっと fun.ac.jp| |~|(”あっと”を”@”に直して下さい)| |企業展示・ブース発表照会先|深井 貴明 (理化学研究所)| |~|Email: takaaki.fukai あっと @riken.jp| |~|(”あっと”を”@”に直して下さい)| #br #br |[[ニュース>#news]]|[[最優秀若手発表賞>#award]]|[[若手招待講演>#keynote]]|[[ブース発表・企業展示>#booth]]|[[プログラム>#program]]|[[参加申し込み>#cfpart]]| * ニュース &aname(news); - 2022/3/22 最優秀若手発表賞の授賞者を掲載しました. - 2022/3/14 若手優秀発表の投票受付を開始しました. - 2022/3/12 若手招待講演の情報を公開しました. - 2022/3/12 ブース発表・企業展示の出展情報を公開しました. - 2022/3/2 ブース発表・企業展示の募集を開始しました. - 2022/2/24 プログラムを公開しました. - 2021/12/23 ホームページを開設しました. * 最優秀若手発表賞・優秀若手発表賞 &aname(award); OS研究会では,投稿者・発表者のモチベーションを上げ,研究会をさらに活性化させていくために,最優秀若手発表賞・優秀若手発表賞を設けています. 最優秀若手発表賞・優秀発表賞の授賞規定は[[こちら>最優秀若手発表賞・優秀若手発表賞]]を参照ください. %%研究発表会に参加された方は,こちらより,投票をお願いします(投票〆切:3月18日(金)23:59).%% 発表賞の結果は[[こちら>最優秀若手発表賞・優秀若手発表賞#os154]]です. * 若手招待講演 &aname(keynote); #ref(https://atsushikoshiba.github.io/figures/ephoto_koshiba.jpg,25%) - ''小柴 篤史 様(ミュンヘン工科大学)''~ ~ ''「次世代ハードウェアを活用するためのシステムソフトウェア技術」''~ ~ 概要:近年、ハードウェアアクセラレータや不揮発性メモリなどの次世代ハードウェアが注目されています。これらのデバイスは優れた処理性能・省電力性能や、従来の計算機デバイスでは実現困難な機能を有しています。一方で、従来デバイスにはない仮想化・資源管理上の制約や課題があり、次世代ハードウェアを活用するための新しいシステムソフトウェアが不可欠となります。本発表では、そのようなシステムソフトウェアの実現のため、これまでに携わってきた研究プロジェクトを簡単にご紹介しつつ、現所属の研究グループで進行中のプロジェクトを中心にお話しできればと思います。~ ~ 略歴:2019年に東京農工大学情報工学科 並木研究室にて博士号 (工学) 取得。在学中は省電力CPU、ハードウェアアクセラレータ、不揮発性メモリ、Intel SGXといったハードウェア技術を活用するOS/ミドルウェアの研究に携わる。2019年から理化学研究所計算科学研究センター (R-CCS) プロセッサ研究チームに所属し、FPGAを用いた高性能並列計算プラットフォームの研究開発に従事。2021年から現所属 (ミュンヘン工科大学) に移り、クラウド環境におけるFPGAの仮想化基盤の研究プロジェクトを立ち上げ、現在に至る。~ ~ https://atsushikoshiba.github.io/ * ブース発表・企業展示セッション &aname(booth); 1日目(3月14日)14:45より,[[Gather.Town:https://www.gather.town/]]の仮想会場内に設置した各ブースにて行います. ** 企業展示 - ''トヨタ自動車''~ 「トヨタにおけるシステムソフトウェア開発」~ トヨタ大手町オフィスで行なっている、自動車や街に向けたシステムソフトウェア先行開発の取り組みについてご紹介します&br; - ''Google''~ 「Chrome OS VM / Kernel Team @ Tokyo」~ We (Chrome OS VM / Kernel team) are working on multiple interesting projects around system level softwares and virtualization in here Tokyo, Japan! We'll explain a bit about what we did (we can talk about it since it is open-sourced!) and share some job opportunities at Google. Feel free to join us and let's enjoy talking about OS! (Both English and Japanese are welcome!)&br; ** ブース発表 - ''ZT-IoT: ゼロトラストIoTのためのシステムソフトウェアの検討''~ 竹房 あつ子(国立情報学研), 五十嵐 淳(京都大), 関山 太郎(国立情報学研), 松井 俊浩, 小野 泰司(情報セキュリティ大), 福田 健介, 蓮尾 一郎, 合田 憲人, 石川 裕(国立情報学研)~ Society 5.0では,クラウド,エッジ,IoTデバイス群からなるIoTシステムとAI技術を活用して,様々な社会的課題の解決や新たな価値創造が期待されている.しかしながら,サイバー攻撃の高度化,多様化により,社会インフラのサービス停止といった甚大な被害が発生するようになり,IoTシステムにおいても「ゼロトラスト」を前提としたシステムの設計,配備が急務となっている.我々は,ゼロトラストIoT (ZT-IoT)システムの実現に向け,特にシステムソフトウェアに関する研究課題について検討している.ブース発表では,特にRoT,セキュアブート,TEE,監視,アクセス制御,トラストチェーン,ソフトウェアの信頼性保証とライフサイクル管理,および,形式手法によるレジリエンスとアカウンタビリティについて議論する. - ''科研費若手課題「共用 HPC における管理者権限の利用を許す計算資源提供」の紹介''~ 深井貴明(理化学研究所)~ 近年、様々な分野でデータが爆発的に増加しこれを共用 HPC 環境で計算処理する需要が増加している。しかし、現在の共用 HPC はユーザーが管理者権限を持つこと (以後 root 化) ができないため、クラウド環境と比べユーザーによるソフトウェアの導入やシステムレベルの最適化が困難である。これまで 共用 HPC 環境では完全な root 化はセキュリティと性能のトレードオフがあり実現されていない。本研究課題ではこのトレードオフを解決するシステムを軽量ハイパバイザというシステムソフトウェアを基に設計し、共用 HPC 環境の性能を維持しつつ安全な root 化の実現する。 ~ 本発表では、この研究課題および本研究のために設計開発した ARM 向け軽量ハイパバイザである MilvusVisor について紹介する。 他に,各一般発表に関する質疑・ディスカッションを行うブースを設置します * プログラム &aname(program); [[論文一覧(情報処理学会電子図書館):https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_opensearch&index_id=10899]]~ 発表時間は1件30分です(質疑応答を含む). 3月14日(月) * オープニング (10:25-10:30) * 分析 (10:30-12:00) 座長: 松原 克弥(はこだて未来大) (1) DBMSの問い合わせ計画の最適化のためのプランナコストの見積もり手法 芝 公仁(龍谷大) 〇芝 公仁(龍谷大) (2) 複数の時系列性能指標を組み合わせたシステム性能分析手法の提案 山岡 茉莉, 奥野 伸吾, 平井 聡, 岩田 聡, 福本 尚人(富士通) 〇山岡 茉莉, 奥野 伸吾, 平井 聡, 岩田 聡, 福本 尚人(富士通) (3) ZT-IoT: ゼロトラストIoTのためのシステムソフトウェア構築に向けて 竹房 あつ子(国立情報学研), 五十嵐 淳(京都大), 関山 太郎(国立情報学研), 松井 俊浩, 小野 泰司(情報セキュリティ大), 福田 健介, 蓮尾 一郎, 合田 憲人, 石川 裕(国立情報学研) 〇竹房 あつ子(国立情報学研), 五十嵐 淳(京都大), 関山 太郎(国立情報学研), 松井 俊浩, 小野 泰司(情報セキュリティ大), 福田 健介, 蓮尾 一郎, 合田 憲人, 石川 裕(国立情報学研) * 休憩 (12:00-13:30) * 性能改善 (13:30-14:30) 座長: 高宮 安仁(TIS) (4) サーバレスシステムにおける応答速度の改善 牧野 青希, 橘 直雪, 大越 匡, 中澤 仁(慶應義塾大) 〇牧野 青希, 橘 直雪, 大越 匡, 中澤 仁(慶應義塾大) (5) TCPネットワークコネクションのスケーラブルなライブマイグレーション機構 山田 咲太朗, 松原 克弥(はこだて未来大) 〇山田 咲太朗, 松原 克弥(はこだて未来大) * 休憩 (14:30-14:45) * ブース発表・企業展示 @ Gather.Town (14:45-16:30) * 懇親会 @ Gather.Town (16:30-) 3月15日(火) * セキュリティ (10:30-12:00) 座長: 須崎 有康(産総研) (6) Cortex-M用TrustZoneを用いたIoT機器向けタスク隔離実行基盤の設計 松下 意悟(立命館大), 内匠 真也, 藤松 由里恵, 金井 遵(東芝), 毛利 公一(立命館大) 〇松下 意悟(立命館大), 内匠 真也, 藤松 由里恵, 金井 遵(東芝), 毛利 公一(立命館大) (7) SGX向け実行環境OcclumとSCONEを用いたVMの安全な監視手法 河村 拓実, 光来 健一(九州工業大) 〇河村 拓実, 光来 健一(九州工業大) (8) Intel SGX を利用したクラウド環境から保護された暗号化共有ファイルシステム 小林 惇, 廣津 登志夫(法政大) 〇小林 惇, 廣津 登志夫(法政大) * 休憩 (12:00-13:30) * 実現技術 (13:30-14:30) 座長: 佐藤 将也(岡山県立大) (9) 組込みシステム集約のためのマルチコア制御基盤「誉」におけるコアの抽象化 林 海豊(立命館大), 井内 晴菜(アドソル日進), 毛利 公一(立命館大) 〇林 海豊(立命館大), 井内 晴菜(アドソル日進), 毛利 公一(立命館大) (10) Hugepageを活用するインメモリ分散処理フレームワーク 宮里 勇也, 山田 浩史(東京農工大) 〇宮里 勇也, 山田 浩史(東京農工大) * 休憩 (14:30-14:45) * 若手招待講演 (14:45-15:45) 座長: 品川 高廣(東京大) 講演者 小柴篤史 先生(TU Munich) * クロージング (15:45-15:50) * 運営委員会 (16:00-17:00) * 参加申し込み &aname(cfpart); [[こちら:https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/event/os154.html]]からお申し込みください. * 論文募集要項 ======================================================================== 情報処理学会 第154回 システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会 (OS) 発表論文募集のお知らせ 主査 品川 高廣 幹事 尾上 浩一・杉木 章義・田所 秀和・松原 克弥 ======================================================================== 情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS)研究会が 主催する3月の研究会を下記の要領で開催致します. システムソフトウェア全般に関する,先進的・萌芽的な研究の発表を是非ご検討 ください.また,初期段階の研究報告や会議参加報告なども歓迎します. テーマ: システムソフトウェア一般 日程: 2022年3月14日(月)〜3月15日(火) 場所: オンライン 発表形式: [一般発表] システムソフトウェアに関する最新の研究成果を論文及び口頭で発表していた だきます. また,論文なしで,概要投稿+口頭発表のみも選択できます.萌芽的な研究や 会議参加報告などをコミュニティに紹介し,ディスカッションするための発表 を想定しています. [ポスター発表] 参加者とのディスカッションをインタラクティブに行うことができます.一般 発表に申し込みされた場合でも,ポスターでの同時発表を推奨します.今回は オンラインで実施します(Gather.Town を利用予定). 重要日程: 一般発表申込〆切:2022年2月14日(月) 23:59 一般論文原稿〆切:2022年2月21日(月) 23:59 一般発表申込: 下記URLよりお申し込みください.なお,日程の都合により,登録会員優先, 先着順等で発表件数を限らせていただくこともございます.また,本研究会 の趣旨,参加者の興味にあわない発表は,お断りさせていただくことがあり ます.あらかじめご了承下さい. https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/OS/ ポスター発表申込: 後日,募集を予定しています.下記研究会Webサイトをご確認ください. http://www.ipsj.or.jp/sig/os/ 照会先: 松原 克弥 (はこだて未来大) matsu あっと fun.ac.jp(あっとを @ に置き換えてください)