#author("2023-02-22T15:44:13+09:00","default:sigos-ipsj","sigos-ipsj") #author("2023-02-25T21:20:34+09:00","default:sigos-ipsj","sigos-ipsj") * 2023年2月研究会(第158回システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会) 第158回システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会を開催します. |CENTER:|>|c |日時|2023年2月21日(火) - 2月22日(水) | |場所|[[立命館大学衣笠キャンパス 清心館 SE009 教室:https://www.ritsumei.ac.jp/campusmap/kinugasa]](ハイブリッド開催)| |主催|情報処理学会 システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS)研究会| |テーマ| システムソフトウェア一般| |発表申込締切|2023年1月25日(水) 23:59| |論文原稿締切|2023年2月1日(水) 23:59| |照会先|川島英之(慶應義塾大学環境情報学部)| |~|Email: river あっと sfc.keio.ac.jp| |~|(”あっと”を”@”に直して下さい)| | ローカルアレンジメント | 穐山 空道(立命館大学) | #br CENTER:&size(24){[[【参加申込ページ(情報処理学会)】:https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/event/os158.html]]}; CENTER:&size(24){%%【参加申込ページ(情報処理学会)】%%}; #br CENTER:&size(24){[[【優秀若手発表賞 投票ページ】:https://forms.gle/9TpkN1ta7Gja7bwN9]]}; CENTER:&size(24){%%【優秀若手発表賞 投票ページ】%%}; #br CENTER:&size(24){[[【参加者アンケート】:https://forms.gle/3ho6d7cdFEBbq9a98]]}; * ニュース &aname(news); //- 2022/9/26 最優秀・優秀若手発表賞の結果を掲載しました. //- 2022/9/12 最優秀・優秀若手発表賞の投票ページを作成しました. //- 2022/8/29 プログラムを掲載しました. - 2023/1/31 招待講演を掲載しました. - 2023/1/10 ホームページを開設しました. * 最優秀若手発表賞・優秀若手発表賞 &aname(award); OS研究会では,投稿者・発表者のモチベーションを上げ,研究会をさらに活性化させていくために,最優秀若手発表賞・優秀若手発表賞を設けています. 最優秀若手発表賞・優秀発表賞の授賞規定は[[こちら>最優秀若手発表賞・優秀若手発表賞]]を参照ください. 発表賞の結果は[[こちら>最優秀若手発表賞・優秀若手発表賞]]です. * 若手招待講演 #ref(./Takaaki-Fukai.jpeg,150x150); #br > ''&size(20){講演者:深井 貴明(産業技術総合研究所デジタルアーキテクチャ研究センター)};'' > ''&size(18){「クラウド、HPC、エッジにおける軽量ハイパバイザの研究」};'' > ''概要:'' 計算機の仮想化技術はハードウェア資源の効率的な利用、計算機の制御、セキュリティ機能の実現、といった用途で様々な計算機環境で利用される技術です。 一般的には仮想マシンやコンテナ型仮想化が利用されるものの、前者はハードウェアエミュレーションによる処理の複雑化や性能劣化が、後者はホストOS依存による隔離性や自由度の低さがそれぞれ問題となり得ます。 これに対し、必要最低限の機能を有する軽量なハイパバイザによって高い性能と独立性を両立しつつ既存の仮想化技術と同等の機能を実現する研究が行われています。 本発表では、クラウド、HPC、エッジのそれぞれにおける軽量ハイパバイザの研究について私が携わっているものをお話しさせていただきます。 > > ''略歴:'' 2018年に筑波大学システム情報工学研究科 加藤研究室にて博士号 (工学) 取得。 在学中は、クラウドの物理マシンインスタンスの制御を軽量ハイパバイザで実現する手法について研究。 2018年から、日本 IBM の製品開発エンジニアとしてクラウドサービスの DevOps 業務などに従事。 2020年から理化学研究所計算科学研究センター (R-CCS) にて HPC 環境でのデータ入出力性能の分析やシステムソフトウェアに関する研究に従事。 2022年から産業技術総合研究所デジタルアーキテクチャ研究センターに移り、現在はエッジ環境で隔離実行や低遅延を実現するシステムソフトウェアの研究に従事。 > > https://fukai-t.github.io/profile-page/ #br * プログラム(25分 (発表15分、質疑10分)x 27件) [[論文一覧(情報処理学会電子図書館):https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_opensearch&index_id=11129]]~ 2月21日(火) 9:30- 9:35 オープニング 9:35-10:50 データストア (3件 x 25分) 座長:松尾啓志(名工大) 1. In-memory KVS と連動する仮想マシンライブ移送 池田 慧、山田 浩史(東京農工大学) 2. 決定論的並行性制御手法における非同期ロックマネージャの効果 内田 克、川島 英之(慶應義塾大学) 3. ROS TFのトランザクショナル設計とタイムライン破損 荻原 湧志(慶應義塾大学)、萬 礼応、大矢 晃久(筑波大学)、川島 英之(慶應義塾大学) 10:50-11:00 休憩(10分) 11:00-12:15 トランザクション (3件 x 25分)座長:山田浩史(農工大) 4. Accelerating a Two Phase Locking Based Protocol with FairTID Nguyen, Hideyuki Kawashima (Keio University) 5. 分散DBにおけるプロキシを用いたトランザクションの高速化 渡邉 隆、川島 龍太、松尾 啓志(名古屋工業大学) 6. RaftによるSiloログ冗長化の性能調査 田中 昌宏、山下 碧、川島 英之(慶應義塾大学) 12:15-13:40 昼休み(85分) 13:40-15:20 カーネル (1) (4件 x 25分)座長:大江和一(国立情報学研究所) 7. ソフトウェアメモリを用いたNVMeコマンドのキャプチャ 空閑 洋平、中村 遼(東京大学) 8. Linux Kernel におけるトリビアルバグの解析 鈴木 慶汰、河野 健二(慶應義塾大学) 9. Reboot-based Recovery を指向する Unikernel 和田 健、山田 浩史(東京農工大学) 10. VMイントロスペクションを用いたTLS通信の監視 胎中 峻、石黒 健太、廣津 登志夫(法政大学) 15:20-15:30 休憩(10分) 15:30-16:20 若手招待講演(50分) 座長:品川高廣(東大) 11. クラウド、HPC、エッジにおける軽量ハイパバイザの研究 深井 貴明(産業技術総合研究所デジタルアーキテクチャ研究センター) 16:20-16:30 休憩(10分) 16:30-17:45 エッジ(3件 x 25分) 座長:空閑洋平(東大) 12. ネットワークエッジを活用したデータ収集システムに向けたMQTTの性能計測 董 允治、中田 秀基、谷村 勇輔(産業技術総合研究所 / 筑波大学) 13. エッジクラウド環境における通信遅延を考慮したコンテナスケジューラ 宮澤 元(南山大学) 14. エッジサーバでの利用を想定したWebAssemblyサンドボックスの軽量化検討 松原 克弥、吉田 龍信(公立はこだて未来大学) 2月22日(水) 9:10-10:50 セキュリティ(4件 x 25分) 座長:穐山空道(立命館大学) 15. SGXを用いたセキュアなSiloの設計 福山 将英、田中 昌宏、川島 英之(慶應義塾大学) 16. SafeG-M: ARMv8-M TrustZoneを利用した組込み向けデュアルOS実行環境 小森 工(名古屋大学)、本田 晋也(南山大学) 17. 複数ホストにまたがるVMのメモリデータ保護の最適化手法 堀尾 周平、髙橋 孝汰、光来 健一(九州工業大学) 18. 耐ビザンチン故障データベースBasilへのバッチ最適化法の検討 木田 碧、川島 英之(慶應義塾大学) 10:50-11:00 休憩(10分) 11:00-11:50 最適化 (2件 x 25分) 座長:松原克弥(はこだて未来大) 19. 複数コネクションを用いる高速なscpの実装 中村 遼、空閑 洋平(東京大学) 20. SGXを用いたOptimistic Cuckoo Hashingの提案 荻野 良太、福山 将英、川島 英之(慶應義塾大学) 21. CPU・iGPUを用いたTLSの低レイテンシー実装手法(発表取り消し) 白木 将平、川島 龍太、松尾 啓志(名古屋工業大学) 11:50-13:40 昼休み(110分) 13:40-15:20 データ基盤(4件 x 25分) 座長:中田秀基(産総研) 22. 入れ子型マイクロサービスのためのオーバレイファイルシステムの設計と実装 羽山 公平、石黒 健太、廣津 登志夫(法政大学) 23. IOアクセスパターンの時間経過分析、及びそれらを効果的に処理するストレージシステムの検討 大江 和一、合田 憲人(国立情報学研究所) 24. 大規模データセット向け非インメモリ型データ分析基盤の検討 中村 隆喜(東北大学)、亀井 仁志(香川大学) 25. 分散強化学習におけるデータ保存ライブラリの設計と実装 仮谷 拡晃、松崎 公紀(高知工科大学) 15:20-15:30 休憩(10分) 15:30-16:55 カーネル (2)(3件 x 25分) 座長:深井貴明(産総研) 26. Tenderにおける他プロセスの入出力要求を考慮した入出力性能調整法の実現 大野 謙介、山内 利宏、谷口 秀夫(岡山大学) 27. Tenderにおけるプロセス間通信データ域を利用したコア間遠隔手続呼出制御の高速化 菰田 志城、山内 利宏、谷口 秀夫(岡山大学) 28. HPCクラウドにおける割り込み処理によるOSノイズの評価 西本 伊織、小林 諭、山内 利宏(岡山大学)、加藤 純、佐藤 充(富士通)、谷口 秀夫(岡山大学) 16:55-17:00 クロージング * 参加申し込み 情報処理学会の下記のページからお申し込みください. - https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/event/os158.html * 発表申し込み - 締め切りました. //-[[発表申し込みはこちらから:https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/OS/]] //https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/OS/ * 論文募集要項 ============================================================ 情報処理学会 第158回システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会 発表論文募集のお知らせ 主査 品川 高廣 幹事 杉木 章義・田所 秀和・松原 克弥・川島 英之 ============================================================ 情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS)研究会は研究会を開催いたします. テーマ: システムソフトウェア一般 日程: 2023年2月21日(火)〜2月22日(水) 場所: 立命館大学衣笠キャンパスおよびオンラインのハイブリッド開催を予定 発表形式: [一般発表] システムソフトウェアに関する最新の研究成果を論文及び口頭で発表して いただきます. 重要日程: 発表申込〆切:2023年1月25日(水) 23:59 論文原稿〆切:2023年2月1日(水) 23:59 開催日時:2023年2月21日(火)〜2月22日(水) 発表申込: 下記URLよりお申し込みください.なお,申し込みの先着順に1日目及び2日目 への割り当てを行い,現地またはオンラインでの発表が可能です.以降は, オンライン開催の3日目に割り当てます.さらに申し込み件数が多い場合には, 登録会員優先,先着順等で発表件数を限らせていただくこともございます.ま た,本合同研究会の趣旨,参加者の興味にあわない発表は,お断りさせていた だくことがあります.あらかじめご了承下さい. https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/OS/ 照会先:川島英之 (慶應義塾大学 環境情報学部) river あっと sfc.keio.ac.jp(あっとを @ に置き換えてください)