第 29 回コンピュータシステム・シンポジウム (ComSys2017)

開催概要
主催情報処理学会 システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会
日時平成29年12月5日(火)~12月7日(木)
場所富士通研究所 セミナールーム(1F)
〒211-8588 神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
CommitteeGeneral Chair: 光来 健一(九州工業大学)
Organizing & Publicity Co-Chair: 山田 浩史(東京農工大学), 山内 利宏(岡山大学)
Poster Chair: 千葉 立寛(IBM)
Web Chair: 安積 卓也(大阪大学)
問い合わせ先山田 浩史(東京農工大学)
hiroshiy あっと cc.tuat.ac.jp

最優秀学生発表賞

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News

17.11.30 ポスター発表原稿を公開しました.(こちら)

17.11.17 プログラムを掲載しました.

17.11.16 参加費・参加登録情報を追加しました(こちら

17.11.8 ポスター発表のページを作成しました.(こちら)

17.10.16. ComSys2017 ページを作成しました

アクセス

地図は以下の通りです。詳細はこちら

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電車でこられる方々: 最寄駅の武蔵中原の改札を1階まで降り,右に曲がって信号を渡ってください.改札を出てすぐの右側の2階の出口は川崎工場へ向かう通路であり,研究所へ向かう通路ではありません.

また,入場する際には入館カードが必要となります。参加登録いただいた方々は予め登録させていただきます。事前登録のない方も入場できますが,手続きに時間がかかる可能性があります。

参加費

参加登録はこちら

 OS研登録会員一般会員非会員学生会員学生非会員
11月28日(火)まで12,000円20,000円30,000円0円5,000円
当日会場にて   17,000円25,000円35,000円0円9,000円

プログラム

 12 月 5 日(火)
 10:00〜 BitVisor Summit 6
 
 12 月 6 日(水)
 ◯ 09:50 オープニング・研究発表賞表彰
 
 ● 10:10〜11:30: 招待講演 角田直行様(Yahoo!株式会社)
 「kukai: 世界2位の省エネスーパーコンピュータ」: 司会 光来 健一(九工大)
 
 <昼食>
 
 ● 13:00〜14:30: セキュリティ: 座長 山内 利宏(岡山大)
  + Linux上のメモリ破壊攻撃群に対応するプログラムローダ
    渡辺 亮平, 近藤 秀太, 菅原 捷汰, 横山 雅展, 中村 慈愛(明治),
    須崎 有康(産総研), 齋藤 孝道(明治大)
  + VMM上で動作するスクリプト言語によるゲストOSの監視ルール記述
    市川 遼, 並木 美太郎(農工大)
  + 強制パススルー機構を用いたVMの安全な帯域外リモート管理
    二神 翔太, 鵜木 智矢, 光来 健一(九工大)
 
 ● 14:45〜15:45: オペレーティングシステム 座長: 穐山 空道(産総研)
  + 単一レベル記憶のための高精度キャッシュ制御
    前田 賢一(フリーランスコンサルタント)
  + 【発表なし】 揮発/不揮発メモリ混載環境を支援する仮想記憶機構向け実行ファイル形式:OFF2Fの提案
    谷口 秀夫(岡山大)
 
 ◯ 16:00〜16:30: ポスターインデックス
 
 ◯ 16:40〜18:10: ポスター 
 
 ◯ 18:30〜: 懇親会
 
 12 月 7 日(木)   
 ● 10:00〜11:00: ストレージ: 座長 滝澤 真一郎(産総研)
  + System Performance Assessment and Sizing for Cloud-based Data Backup
    Yuichi Taguchi and Tsutomu Yoshinaga(電通大)
  + オンデマンド及びバックグラウンド複製によるファイルサーバ移行時の停止時間削減
    Keiichi Matsuzawa, Mitsuo Hayasaka and Takahiro Shinagawa(東大)
 
 ● 11:15〜11:45: SoCC'17 & SOSP'17 出張報告 山田 浩史(農工大)
 
 <昼食>
 
 ● 13:00〜14:00: 最適化: 座長 杉木 章義(北大)
  + アスぺクト指向プログラミングを用いた特化によるプロセス間通信の高速化の提案
    田嶋 孝好, 新城 靖(筑波大)
  + CPUオーバコミット時における並列アプリケーション実行の最適化
    高山 都旬子, 光来 健一(九工大)  
  
 ● 14:15〜15:15: 招待凱旋発表
  + (APSys 2017) Bash on Ubuntu on macOS
    Takaya Saeki (The University of Tokyo), Yuichi Nishiwaki (The University of Tokyo), 
    Takahiro Shinagawa (The University of Tokyo) and Shinichi Honiden (The University of Tokyo) 
  + (SoCC 2017) GLoop: An Event-driven Runtime for Consolidating GPGPU Applications
    Yusuke Suzuki(Keio Univ.), Hiroshi Yamada(TUAT), Shinpei Kato(Univ. of Tokyo), and Kenji Kono(Keio Univ.)
 
 ● 15:30〜17:00: ミドルウェア: 座長 松原 克弥 (はこだて未来大)
  + Linuxディストリビューションのバイナリにおけるメモリ破壊攻撃の対策技術の適用状況の調査
    菅原 捷汰, 近藤 秀太, 渡辺 亮平, 横山 雅展, 中村 慈愛(明治),
    須崎 有康(産総研), 齋藤 孝道(明治大) 
  + Dyas: 送信バッファ制御を行う優先帯域制御ミドルウエアの提案
    中山悟, 中野美由紀(産業技術大学院大学),長島聡志, 寒竹俊之, 菅谷みどり
  + ノード間通信が可能なボランティアコンピューティング
    田中 創樹, 新城 靖(筑波大)
 
 ◯ 17:00: クロージング

論文募集

本シンポジウムは,年々著しい勢いで変化を遂げる基盤ソフトウェア技術について,最新の話題や斬新なアイデアについて議論の場を提供することを目的としています.現代社会を支えている IT インフラストラクチャにおけるオペレーティングシステム,システムソフトウェア,実装技術,応用技術に関する, 最新の研究成果や有用性の高い実装・開発事例に関する論文を募集します.

本年度の ComSys は昨年に引き続き,投稿者の希望に沿ったコメントをフィードバックいたします.具体的には,コメントフィードバックを希望される方は,どのようなコメントが欲しいかをリクエストしてください.たとえば,論文のストーリーは説得力があるか,実験は網羅的であるか,提案方式の説明はこの書き方で伝わるか,この関連研究と提案が近いけど差分は十分に言えているか,全体・構成を見てくれ,などなど,研究の進捗に応じて,コメントが欲しいポイントを明記していただければ,OS 分野の一線の研究者がそれに沿ったコメントをお返します.また,国際会議や論文誌といった投稿先に応じたコメントもフィードバックいたします.コメントフィードバックは希望者に対して行いますので,不要な方は希望しないこともできます.

投稿された論文は,コメントフィードバックの希望有無にかかわらずすべてシンポジウム内で発表していただきます.

Comsys はあなたの研究活動をサポートいたします!!研究を次のステップに上げるために是非とも ComSys をご利用ください.

他にも,招待講演やトップカンファレンス出張報告などを企画しております.また,12/5(火)には BitVisor Summit 2017 を予定しております.奮っての ご投稿,ご参加をよろしくお願いいたします.

スコープ

本シンポジウムの主たるスコープは以下の通りですが,システムソフトウェアに関するものでしたらこれに限りません.

  • オペレーティングシステム
  • ミドルウェア
  • 仮想化技術
  • ファイル・ストレージシステム
  • データベースシステム
  • ディペンダブルシステム
  • クラウドコンピューティング
  • 組込みシステム
  • 大規模並列分散システム
  • セキュアコンピューティング
  • ネットワークシステム
  • 省電力技術
  • モバイルシステム
  • その他システムソフトウェア一般

重要日程

論文登録〆切2017年10月31日(火)
論文投稿〆切2017年11月07日(火)
フィードバック返却2017年11月28日(火)
シンポジウム開催2017年12月5日(火)〜12月7日(木)

ポスターセッション

今年もポスターセッションを開催いたします.こちらのページをご覧ください.

論文投稿方法

論文アップロード〆切までにPDF形式で作成した論文をアップロードして下さい. 論文のアップロードは,次のWeb ページから行うことができます.

  • 投稿ページ:
  • 注意事項:
    • EasyChairを利用するのが初めての方は,まずアカウントを作成する必要があります.
    • 投稿受付システムのインターフェースは英語ですが,題目,概要や著者情報の入力には日本語が使用できます.

コメントフィードバックは希望者のみに行いますが,普段の研究会にはない貴重な機会ですので,積極的な利用を推奨します.投稿された論文の内容を考慮し,OS 研究会の運営委員を中心にメンバーを選出し,専門性の高いコメントを返します.

コメントフィードバックは査読ではありません.研究内容を洗練させるためのものですので,返されたコメントは,今後の研究にお役立てください.なお,

投稿論文は,シンポジウムのフォーマット(LaTeX*縦長*2段組)に従ってください.論文の作成にあたっては,下記URLのウェブページより取得できるスタイ ファイルを用いるものとし,スタイルファイルや行間のスペース等の変更は行わないでください.

今回のシンポジウム論文集は完全オンライン化となっており,電子図書館(情報学広場)に掲載されます.紙の論文集は発行しません.なお,シンポジウム論文集はシンポジウム開催日の1週間前(2017年11月28日)に公開されます.特許等の関係で公知日を考慮する必要がある場合はご注意ください.

投稿される論文の著作権の取り扱いは、「情報処理学会著作権規程」に従います.https://www.ipsj.or.jp/copyright/ronbun/copyright.html

プログラム委員

穐山 空道産業技術総合研究所
浅原 理人NEC
安積 卓也大阪大学
阿部 洋丈筑波大学
追川 修一フィックスターズ
小沢 健史東京大学
小口 正人お茶の水女子大学
尾上 浩一富士通研究所
小野 貴継九州大学
金井 遵東芝
川島 英之筑波大学
河野 健二慶應義塾大学
河野 真治琉球大学
光来 健一九州工業大学
佐藤 仁産業技術総合研究所
嶋村 誠トレンドマイクロ
下沢 拓日立製作所
新城 靖筑波大学
杉木 章義北海道大学
鈴木 順NEC
高野 了成産業技術総合研究所
高宮 安仁NEC
滝澤 真一朗産業技術総合研究所
伊達 進大阪大学
千葉 立寛日本IBM
早川 栄一拓殖大学
広渕 崇宏産業技術総合研究所
松原 克弥公立はこだて未来大学
松原 豊名古屋大学
毛利 公一立命館大学
山内 利宏岡山大学
山口 実靖工学院大学
山田 浩史東京農工大学
吉村 剛日本 IBM

添付ファイル: filemap-kawasaki_tcm102-1776979.gif 4608件 [詳細]

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Last-modified: 2018-11-30 (金) 11:08:29