第30回コンピュータシステム・シンポジウム(ComSys2018)
会場案内初日は9:00頃に受付開始および開場予定です。 二日目は8:30過ぎに受付開始および開場予定です。9時直前は講義のためエレベータが混雑する可能性がありますので、時間に余裕を持ってお越しください。 建物内は全面禁煙です。ゴミ等は放置せず必ず片付けてください。 最優秀学生発表賞参加された方は最優秀学生発表賞の投票を下記からお願いします。 https://goo.gl/forms/FAzgeaKmAs99QkZs1 (締め切りました。) 目次更新履歴
開催概要本シンポジウムは、年々著しい勢いで変化を遂げる基盤ソフトウェア技術について、最新の話題や斬新なアイデアについて議論の場を提供することを目的としています。 現代社会を支えている IT インフラストラクチャにおけるオペレーティングシステム、システムソフトウェア、実装技術、応用技術に関する、最新の研究成果や有用性の高い実装・開発事例を対象とします。 第一線で活躍する識者の方による招待講演や、最高峰の国際会議に採択された論文の著者による研究紹介などとともに、論文発表およびポスター発表も募集します。 本年度のComSysでは近年脚光を浴びるコンテナ技術に着目し、オーケストレーションシステムのデファクトスタンダードであるKubernetesおよびそれを支えるLinuxカーネル技術について、第一線で活躍する講師の先生をお招きします。 ハイライト:
また、ComSysの前日には同じ会場でBitVisor Summitが開催されます。 プログラム11月29日(木) ● 09:00 - : 受付開始 ● 09:40 - 09:45: オープニング ● 09:45 - 11:15: 招待講演1 座長:光来 健一(九工大) 株式会社サイバーエージェント 青山 真也 様 「Cloud Native時代におけるKubernetes」 ● 11:30 - 11:45: ポスターインデキシング 座長:千葉 立寛(IBM) ● 昼食(各自) ● 13:15 - 14:15: ポスター発表(26階 ラウンジ) ● 14:30 - 16:00: 招待講演2 座長:尾上 浩一(富士通研) 富士通株式会社 亀澤 寛之 様 「コンテナ技術とLinux」 ● 16:15 - 17:55: トップカンファレンス採択論文講演 座長:広渕 崇宏(産総研) 理化学研究所 堀 敦史 様 HPDC18(Best Paper Award) "Process-in-Process: Techniques for Practical Address-Space Sharing", Atsushi Hori (RIKEN); Min Si (ANL); Balazs Gerofi, Masamichi Takagi (RIKEN); Jai Dayal (Intel); Pavan Balaji (ANL); Yutaka Ishikawa (RIKEN) 東京工業大学 Pak Markthub 様 SC18 "DRAGON: Breaking GPU Memory Capacity Limits with Direct NVM Access", Pak Markthub (TITECH); Mehmet E. Belviranli (ORNL); Seyong Lee (ORNL); Jeffrey S. Vetter (ORNL); Satoshi Matsuoka (RIKEN) 富士通研究所 佐藤 充 様 SIGMOD18 "Managing Non-Volatile Memory in Database Systems", Alexander van Renen (Technical University of Munich); Viktor Leis (Technical University of Munich); Alfons Kemper (Technical University of Munich); Thomas Neumann (Technical University of Munich); Takushi Hashida (Fujitsu); Kazuichi Oe (Fujitsu); Yoshiyasu Doi (Fujitsu); Lilian Harada (Fujitsu); Sato Mitsuru (Fujitsu) ● 18:00 - : 懇親会(26階 ラウンジ) 表彰式 11月30日(金) ● 09:00 - 10:30: 論文発表1(マイグレーション) 座長:松原 克弥(公立はこだて未来大学) (1) シャドウデバイスを用いた帯域外リモート管理に対応したVMマイグレーション 鵜木 智矢、二神 翔太、光来 健一(九州工業大学) (2) パブリッククラウドの品質制御に向けた物理サーバのリソース使用量推定とVMの配置変更先決定技術 辻 拓人、野間 唯、宇治橋 善史、樋口 淳一、横山 乾(富士通研究所) (3) 分割メモリVMの高速かつ柔軟な部分マイグレーション 柏木 崇広、末竹 将人、光来 健一(九州工業大学) ● 10:45 - 11:45: 論文発表2(コンテナ) 座長:尾上 浩一(富士通研究所) (4) 個人情報及び個人識別子を含むファイルと通信を検出するための双子の環境 張 世申、新城 靖、三村 賢次郎(筑波大学) (5) コンテナ技術を用いたサービスごとに隔離された環境を持つWebブラウザ 三村 賢次郎、新城 靖、張 世申(筑波大学) ● 昼食(各自) ● 13:15 - 13:45: OSDI出張報告 座長:高野 了成(産総研) 東京農工大学 小柴 篤史 様 慶應義塾大学 青田 直大 様 慶應義塾大学 窪田 貴文 様 ● 14:00 - 15:30: 論文発表3(ストレージ) 座長:高宮 安仁(TIS) (6) ブロックチェーン活用サービスの迅速な開始を実現するオンデマンドデータ取得方式の提案 福地 開帆、 根本 潤、 早坂 光雄(日立製作所) (7) FreeBSDの初期化処理におけるページ例外に着目したOFF2Fの効果予測 河辺 誠弥、佐藤 将也、谷口 秀夫(岡山大学) (8) 追記型インターフェイスによるSSDのテイルレイテンシ改善 田所 秀和、山口 健作、長谷川 揚平(東芝メモリ) ● 15:45 - 17:15: 論文発表4(オペレーティングシステム) 座長:金井 遵(東芝) (9) AnTの要求箱通信機能を用いた処理の多重化方式 寺本 大風、佐藤 将也、谷口 秀夫(岡山大学) (10) カーネル利用状況とメモリ使用量に着目したLinux Kernel Configの解析手法 雫石 卓耶、松原克弥(公立はこだて未来大学) (11) デバッグ情報とシグナルを用いたメモリエラーの修復 濱田 槙亮(東京農工大学)、穐山 空道(東京大学)、並木 美太郎(東京農工大学) ● 17:15 - 17:20: クロージング 参加募集(当日参加可能)論文発表する方、ポスター発表する方、聴講のみする方、いずれも参加登録が必要です。 事前に情報処理学会のサイトから参加申込を行ってください。 事前申込料金にて参加申込が可能です。 事前申込の締切は11月21日(水)です。 事前申込における参加費は以下のとおりです。
事前申込期限を過ぎた場合、当日会場で当日受付料金にて参加申込が可能です。当日受付時にご案内する方法で後払いにご協力ください(現地での現金決済は原則不可)。 当日申込における参加費は以下のとおりです。
ポスター発表募集(募集終了)今年もポスターセッションを開催いたします。こちらのページをご覧ください。 論文募集(募集終了)本年度のComSysでも発表論文を募集します。昨年に引き続き、投稿者の希望に沿ったコメントをフィードバックいたします。 投稿された論文は、コメントフィードバックの希望有無にかかわらずすべてシンポジウム内で発表していただきます。 コメントフィードバックを希望される方は、どのようなコメントが欲しいかをリクエストしてください。たとえば、論文のストーリーは説得力があるか、実験は網羅的であるか、提案方式の説明はこの書き方で伝わるか、この関連研究と提案が近いけど差分は十分に言えているか、全体・構成を見てくれ、などなど、研究の進捗に応じて、コメントが欲しいポイントを明記していただければ、OS 分野の一線の研究者がそれに沿ったコメントをお返します。また、国際会議や論文誌といった将来の投稿先に応じたコメントもフィードバックいたします。コメントフィードバックは希望者に対して行いますので、不要な方は希望しないこともできます。 ComSys はあなたの研究活動をサポートさせていただきます!! スコープ本シンポジウムの主たるスコープは以下の通りですが、システムソフトウェアに関するものでしたらこれに限りません。 オペレーティングシステム、ミドルウェア、仮想化技術、ファイル・ストレージシステム、組込みシステム、データベースシステム、ディペンダブルシステム、クラウドコンピューティング、大規模並列分散システム、セキュアコンピューティング、ネットワークシステム、省電力技術、モバイルシステム、その他システムソフトウェア一般。 重要日程
論文投稿方法まずは、論文の概要登録締切までに、投稿ページよりタイトルと概要を登録してください。 その後、論文投稿締切までにPDF形式で作成した論文をアップロードして下さい。 また、下記に案内する事前参加登録を11月21日(水)までに済ましてください。 概要登録および投稿は、次のウェブページから行うことができます。
コメントフィードバックコメントフィードバックは希望者のみに行いますが、普段の研究会にはない貴重な機会ですので、積極的な利用を推奨します。 投稿された論文の内容を考慮し、OS研究会の運営委員を中心にメンバーを選出し、専門性の高いコメントを返します。 投稿ページにコメントフィードバック用のフォームがあります。 コメントフィードバックを希望する場合は、どのようなコメントが欲しいかをしっかり記載してください。希望しない場合は空欄のままとしてください。
などなど、研究の進捗に応じて、コメントが欲しいポイントを明記してください。 コメントフィードバックは査読ではありません。研究内容を洗練させるためのものですので、返されたコメントは、今後の研究にお役立てください。なお、ComSysの口頭発表に反映する義務は生じません。 原稿の作成投稿論文は、情報処理学会の研究報告原稿のフォーマットに従ってください。所定のスタイルファイルを用いるものとし、スタイルファイルや行間のスペース等の変更は行わないでください。規定のフォーマットに従っていない論文は不採録となることがあります。
論文の公開シンポジウム論文集は完全オンライン化となっており、電子図書館(情報学広場)に掲載されます。紙の論文集は発行しません。なお、シンポジウム論文集はシンポジウム開催日の1週間前に公開されます。特許等の関係で公知日を考慮する必要がある場合はご注意ください。 投稿される論文の著作権の取り扱いは、「情報処理学会著作権規程」に従います。 ACS 論文誌との連携についてACS 論文誌 において、本 ComSys との連携号は企画されておりませんが、ComSys でコメントフィードバックを希望された場合には、後日、ACS 論文誌に投稿した際にできるだけ同じ方が査読者になるように配慮します。このような緩やかな連携により、査読の精度が向上し、ACS 論文誌に採録されやすくなることが期待できます。 実行委員会
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