ComSys 2025

(第37回コンピュータシステム・シンポジウム)

2025年12月1日(月)〜2日(火)
名古屋工業大学4号館ホール (愛知県名古屋市)
(ハイブリッド開催)


Credit: Wikimedia

概要

第37回コンピュータシステム・シンポジウム(ComSys 2025)は、情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会(OS研究会)が中心となって開催するフラグシップ・シンポジウムで、システムソフトウェア分野における最先端の研究成果を発表・議論する場を提供するともに、国内の研究者・学生・企業の専門家が一堂に会してコミュニケーションをおこなうことで、本分野のさらなる発展に資することを目指しています。

ニュース

  • 2025年9月25日: 発表募集を開始しました。
  • 2025年8月29日: ホームページを開設しました。

重要日程

10月28日(火)

一般発表申込〆切

11月4日(火)

一般発表原稿〆切

11月4日(火)

デモ・ポスター発表申込/原稿〆切

12月1日(月)〜2日(火)

シンポジウム開催

発表募集

情報処理学会OS研究会

第37回コンピュータシステム・シンポジウム
(ComSys 2025)

発表論文募集

主査:広渕 崇宏
幹事:川島 英之、佐藤 将也、深井 貴明、吉村 剛、田崎 創、下沢 拓

コンピュータシステム・シンポジウムは、情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会が中心となり開催しているシンポジウムで、1987年11月に第1回を開催して以来、今年で37回目の開催となります。本シンポジウムは、年々著しい勢いで変化を遂げる基盤ソフトウェア技術の分野で、最新の話題や斬新なアイデアについての議論の場を提供してきました。本年度のシンポジウムでも、より萌芽的な研究を集め、シンポジウムの発表や議論を通して発展させてもらうことを期待し、投稿論文に対してプログラム委員会からの改善フィードバックを行います。また、この分野におけるホットトピックや本研究会で発表された後に国際会議やジャーナル論文として成果を収めた研究に関する招待講演の企画をすすめています。以上により、日頃の研究成果の発表と意見交換を行う場を提供したいと考えています。

本シンポジウムでは、研究をより発展させてもらうことを期待して、投稿論文に対してプログラム委員会からのコメントフィードバックを得られる機会を提供します。また、タイムリーな内容に関する招待講演やチュートリアルに加えて、これまでに本研究会で発表された後に国際会議やジャーナル論文として成果を収めた研究についての招待講演などの企画をすすめています。以上により、日頃の研究成果の発表と意見交換を行う場を提供したいと考えています。

テーマ

システムソフトウェア全般

スコープ

本シンポジウムの主たるスコープは以下の通りですが、システムソフトウェアに関するものでしたらこれに限りません。

  • オペレーティング・システム
  • 仮想化技術
  • クラウド・コンピューティング
  • セキュア&高信頼システム
  • ファイル&ストレージシステム
  • 分散システム
  • モバイルシステム
  • 組込みシステム
  • ビッグデータ&機械学習向けシステム
  • 複雑システムの管理や問題解決
  • IoTシステム
  • 実時間システム
  • ディペンダブルシステム
  • Peer-to-Peer技術
  • インターネット基盤技術
  • 並列システム
  • ミドルウェア
  • 他領域(アーキテクチャ、ネットワーク、プログラミング言語、検証、データベース等)と相互作用するシステム
  • その他システムソフトウェア一般

発表カテゴリ

一般発表

(以下の3種類から選択ください)

  1. 【標準】論文あり(コメントフィードバックあり):
    システムソフトウェアに関する最新の研究成果を論文及び口頭で発表していただきます。コメントは査読ではなく研究内容を洗練させるためのもので、シンポジウム開催後にフィードバックする予定です。通常の研究発表会にはない貴重な機会ですので、積極的な利用を推奨します。

  2. 論文あり(コメントフィードバック無し):
    コメントフィードバック無しの発表も可能です.

  3. 論文なし(概要投稿+口頭発表のみ):
    概要投稿+口頭発表のみをおこなうこともできます。萌芽的な研究や現在進行中の大型研究プロジェクトの内容、概ね過去一年以内に国際会議やジャーナル、プレプリントサーバ等で発表した研究内容などをコミュニティに紹介し、ディスカッションするための発表を想定しています。

ポスター・デモ発表

  • 参加者とのディスカッションをインタラクティブに行うことができます。一般発表に申し込みされた場合でも、ポスターでの同時発表を推奨します。ポスター・デモ発表は、開催会場において対面形式で実施する予定です。

原稿の作成

投稿論文は、情報処理学会の研究報告原稿のフォーマットに従ってください。所定のスタイルファイルを用いるものとし、スタイルファイルや行間のスペース等の変更は行わないでください。規定のフォーマットに従っていない論文は受理しないことがあります。

コメントフィードバック

コメントフィードバックありを希望する場合は、どのようなコメントが欲しいかをリクエストしてください。たとえば、

  • 論文のストーリーには説得力があるか、客観的な視点でコメントが欲しい。
  • 論文で、○○という点において悩んでいる。どのようにすれば解決できるか、アドバイスを貰えないか。
  • 将来、国際会議○○(あるいはジャーナル論文○○)への投稿を目指している。十分な内容に達しているか、足りないとすればどのような内容を補えばよいか、コメントが欲しい。
  • 評価実験は網羅的で十分な内容か。
  • 提案方式の説明はこの書き方で伝わるのか。図の意味は十分に把握できるのか。
  • 関連研究の○○と提案技術が近いことを心配している。差分は十分に主張できているか。

などなど、研究の進捗に応じて、コメントが欲しいポイントを明記してください。それに沿ってOS分野の一線の研究者がコメントをお返します。また、国際会議や論文誌といった将来の投稿先に応じたコメントもフィードバックいたします。

ポスター・デモ発表

ポスター・デモ発表へ申し込む場合には、発表するポスター・デモの内容を論文形式にしたものを以下の形式で準備して、上記締切日までにEasyChairへアップロードしてください。

  • 言語:日本語 または 英語
  • ページ数:A4 1~2ページ
  • 内容:下記の情報を含むこと。
    • 論文タイトル
    • 著者および所属
    • (概要については必ずしも必要ありません)
  • ファイル形式:PDF

発表申込

発表申込および概要登録・論文投稿は、すべてEasyChairを使用します。

  • EasyChair
    • 利用には、EasyChairのアカウント登録(無料)が必要です。
    • EasyChairの表示言語は英語ですが、論文タイトル、概要、著者情報などの入力には日本語が使用できます。
  • 一般発表(論文あり)については、上記締切日までにPDF形式で作成した論文をアップロードして下さい。

発表形態

  • 一般発表: 対面/オンライン(ハイブリッド)
  • デモ・ポスター: 対面のみ

注意事項

  • 一般発表申込
    • 概要のみ投稿して口頭発表する場合でも、論文を投稿する場合でも、申込締切はすべて同じです。
    • 論文ありの場合は10月28日(火)までに申込のうえ,11月4日(火)までに原稿をアップロードしてください.
    • 早期にプログラム編成を行う都合上,申込後に取下げがあってもプログラムを変更しませんのでご了承ください.
  • ポスター・デモ発表
    • ポスター・デモ発表の場合は上記締切までに申込と原稿アップロードをお願いします.

論文の公開

シンポジウム論文集には、一般発表の論文のみを掲載します。

シンポジウム論文集は完全オンライン化となっており、電子図書館(情報学広場)に掲載されます。紙の論文集は発行しません。なお、シンポジウム論文集はシンポジウム開催日の1週間前に公開されます。特許等の関係で公知日を考慮する必要がある場合はご注意ください。

投稿される論文の著作権の取り扱いは、「情報処理学会著作権規程」に従います。

また、研究発表会では毎回優秀若手発表賞の表彰をしています。受賞規定に該当する方は、発表申し込み時にあらかじめお知らせください。

受賞規定

https://sigos.ipsj.or.jp/award/best-young-present/#award-rule

その他

プレーンテキスト版の発表論文募集

委員会

実行委員会

委員長

広渕 崇宏(産業技術総合研究所)

副委員長

吉村 剛(IBM)

ローカルアレンジメント担当

津邑 公暁(名古屋工業大学)
小泉 透(名古屋工業大学)

ポスター管理担当

金津 穂(トヨタ自動車)

企業展示担当

深井 貴明(産業技術総合研究所)
宮澤 慎一(セコム)

コメントフィードバック管理担当

石黒 健太(Grenoble INP - UGA)

Webページ管理担当

小柴 篤史(ミュンヘン工科大学)

プログラム委員会

川島 英之(慶應義塾大学)
佐藤 将也(岡山県立大学)
下沢 拓(日立製作所)
田崎 創(IIJ技術研究所)
深井 貴明(産業技術総合研究所)
吉村 剛(IBM)
穐山 空道(立命館大学)
阿部 洋丈(筑波大学)
石黒 健太(Grenoble INP - UGA)
上西 康太(Preferred Networks)
尾上 浩一(富士通)
金津 穂(トヨタ自動車)
河野 健二(慶應義塾大学)
小谷 大祐(京都大学)
坂本 龍一(東京科学大学)
品川 高廣(東京大学)
菅谷 みどり(芝浦工業大学)
杉木 章義(北海道大学)
田所 秀和(キオクシア)
土井 龍太郎(日本電気)
中園 翔(LINEヤフー)
中田 裕貴(さくらインターネット)
早坂 光雄(日立製作所)
廣津 登志夫(法政大学)
堀井 圭祐(三菱電機)
松原 克弥(公立はこだて未来大学)
味曽野 雅史(ミュンヘン工科大学)
宮澤 慎一(セコム)
山田 浩史(東京農工大学)

会場

所在地

名古屋工業大学 4号館ホール(愛知県名古屋市)

  • 〒466-0061 愛知県名古屋市昭和区御器所町字木市29

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