(第162回システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究発表会)
2024年2月19日(月)〜20日(火)
石川県政記念しいのき迎賓館
3F セミナールームB
(ハイブリッド開催)
情報処理学会OS研究会(システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会)は、研究発表会を年に4回開催しています。 システムソフトウェア分野における先進的・萌芽的な研究成果を発表・議論する場を提供することで、研究者の皆様の研鑚ならびに本分野の発展に資することを目指しております。
第162回目となる「2024年2月OS研究発表会」(第162回システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究発表会)は、2024年2月19日(月)〜20日(火)に、石川県政記念しいのき迎賓館とオンラインのハイブリッドで開催いたします。
笠原 一真(東京農工大学), 山田 浩史(東京農工大学)
【論文】
土岐 紘大(慶應義塾大学), 星野 喬(サイボウズ・ラボ), 川島 英之(慶應義塾大学)
【論文】
服部 穣(東京大学), 高野 祐輝(TIER IV), 小林 直樹(東京大学)
【論文】
現在において、クラウドサービスの利用はごく一般的なものとなりました。同時にPCIe5やCXLを採択した次世代のハードウェア技術の登場に加え、プライバシー保護やデータ保護に関する社会的な要求の高まりにより、より多様かつ高度な計算要求に答えるためのシステムソフトウェアが求められています。本発表ではOS並びにハイパーバイザ設計の観点から私たちの研究グループがどのようにこれらの課題に取り組んでいるかを紹介します。また、現在私が所属しているドイツの大学での研究生活や、そこで得た経験についてもお話しします。
略歴: 2022年よりミュンヘン工科大学 Computer Science 学部 Chair of Computer Systems にて OS and Virtualization group を主導。2022年度情報処理学会山下記念研究賞(コンピュータサイエンス領域)。博士 (情報理工学)
座長: 深井貴明(産業技術総合研究所)
(1) VM外でのコンテナマイグレーションのための状態保存機構
朝倉 優輝(九州工業大学), 光来 健一(九州工業大学)
【論文】
(2) IOアクセスパターンの変化に応じて構成変更可能なKernel driverの設計と実装
大江 和一(国立情報学研究所), 合田 憲人(国立情報学研究所)
【論文】
(3) 透過的なコンテナ内コンテナ環境のための入れ子型オーバレイファイルシステムの提案
横山 文施(法政大学), 石黒 健太(法政大学), 廣津 登志夫(法政大学)
【論文】
座長: 佐藤将也(岡山県立大学)
(4) Precision Time Protocolにおける通信遅延補正処理のモジュール化
小堀 和人(法政大学大学院), 李 忠翰(トヨタ自動車株式会社), ○廣津 登志夫(法政大学)
【論文】
(5) シンボル情報の解析によるイーサネットデバイスドライバとLinux kernelの依存調査
伊藤 大智(立命館大学), 中野 颯(アドソル日進株式会社), 井内 晴菜(アドソル日進株式会社), 福田 泰平(アドソル日進株式会社), 毛利 公一(立命館大学)
【論文】
(6) I/O デバイス内部の汎用プロセッサにおける軽量な隔離実行環境
森 真誠(産業技術総合研究所 / 東京都立大学), 深井 貴明(産業技術総合研究所), 広渕 崇宏(産業技術総合研究所), 朝香 卓也(東京都立大学)
【論文】
座長: 毛利公一(立命館大学)
(7) Towards Automatic Verification of Concurrency Memory Bugs in Linux Kernel Modules by transpilation to PlusCal
服部 穣(東京大学), 高野 祐輝(TIER IV), 小林 直樹(東京大学)
【論文】
(8) 早期依存解決による決定論的並行性制御法の高速化
宮﨑 祐介(慶應義塾大学), 星野 喬(サイボウズ・ラボ), 川島 英之(慶應義塾大学)
【論文】
(9) SiloSF: Concurrency Control Protocol with Lightweight Priority Control
土岐 紘大(慶應義塾大学), 星野 喬(サイボウズ・ラボ), 川島 英之(慶應義塾大学)
【論文】
座長: 穐山空道(立命館大学)
(10) Linuxにおける動的リンカを用いたDynamic Linker Hijackingの検出
奥 若菜(立命館大学), 金城 聖(立命館大学), 毛利 公一(立命館大学)
【論文】
(11) 仮想計算機モニタによる複数OSに対応したシステムコール検知箇所推定手法の評価
佐藤 将也(岡山県立大学), 大森 卓(岡山県立大学), 山内 利宏(岡山大学), 谷口 秀夫(岡山大学)
【論文】
座長: 山内利宏(岡山大学)
(12) 低遅延分散データベースのためのメンバーシップ管理手法の検討
田中 昌宏(慶應義塾大学), 川島 英之(慶應義塾大学)
【論文】
(13) バッチ最適化法によるBFTデータベースの高性能化
木田 碧(慶應義塾大学), 川島 英之(慶應義塾大学)
【論文】
(14) コピーオンライトを考慮したHugepage管理機構
笠原 一真(東京農工大学), 山田 浩史(東京農工大学)
【論文】
座長: 山田浩史(東京農工大学)
(15) HPCにおけるGang Schedulingの切替間隔動的変更手法
西本 伊織(岡山大学), 山内 利宏(岡山大学), 小林 諭(岡山大学), 加藤 純(富士通),三輪 真弘(富士通),谷口 秀夫(岡山大学)
【論文】
(16) Serial Safety NetにおけるTransaction Repairの設計と実装
髙田 陽一郎(慶應義塾大学), 中園 翔(LINEヤフー株式会社), 川島 英之(慶應義塾大学)
【論文】
座長: 品川高廣(東京大学)
参加種別 | 金額(税込み) |
---|---|
OS研究会登録会員/ジュニア会員 | 0円 |
情報処理学会名誉会員、正会員、賛助会員 | 2,200円 |
情報処理学会学生会員 | 1,100円 |
非会員(一般) | 3,300円 |
非会員(学生) | 1,650円 |
25 名でお店を仮抑えしてておりますので、締め切り前に申し込み頂いてもキャパシティの観点からお断りさせていただく可能性もあります。 インボイス制度に対応できないため領収書は発行できません。ご了承ください。
情報処理学会OS研究会
2024年2月研究発表会
(第162回システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究発表会)
(OS-162)
主査 品川高廣
幹事 田所 秀和・松原 克弥・川島 英之・穐山 空道・佐藤 将也
情報処理学会OS研究会(システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会)は、研究発表会を年に4回開催しています。 システムソフトウェア分野における先進的・萌芽的な研究成果の発表・議論の場を提供することで、研究者の皆様の研鑚ならびに本分野の発展に資することを目指しております。
回目となる「発表募集」は、に、とオンラインのハイブリッドで開催いたします。
システムソフトウェア全般に関する、先進的・萌芽的な研究の発表を是非ご検討ください。また、初期段階の研究報告も歓迎します。
システムソフトウェア全般
下記URLよりお申し込みください。 申し込み件数が多い場合には、登録会員優先、先着順等で発表件数を限らせていただくこともございます。 また、本研究会の趣旨、参加者の興味にあわない発表は、お断りさせていただくことがあります。あらかじめご了承下さい。
https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/OS/
また、研究発表会では毎回優秀若手発表賞の表彰をしています。受賞規定に該当する方は、発表申し込み時にあらかじめお知らせください。
https://sigos.ipsj.or.jp/award/best-young-present/#award-rule
研究報告原稿は、情報処理学会のフォーマットに従ってください。所定のスタイルファイルを用いるものとし、スタイルファイルや行間のスペース等の変更は行わないでください。規定のフォーマットに従っていない論文は受理しないことがあります。
https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html
推奨ページ数は6~8ページとします。
研究報告には、一般発表の論文のみを掲載します。
研究報告は完全オンライン化となっており、電子図書館(情報学広場)に掲載されます。紙の論文集は発行しません。なお、研究報告は研究発表会開催日の1週間前に公開されます。特許等の関係で公知日を考慮する必要がある場合はご注意ください。
投稿される論文の著作権の取り扱いは、「情報処理学会著作権規程」に従います。
品川 高廣(東京大学)
穐山 空道(立命館大学)
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